~なぜ、おたふく風邪ワクチンが必要か?~
4月から常総市嘱託医に任命され、常総市の任意予防接種(おたふくかぜ、インフルエンザ)の指定医療機関となりました。
これにより「おたふくかぜ」ワクチンを当院で受けて頂く際に、1歳から5歳未満のお子様であれば市規程の助成3,600円が受けられるようになりました。
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎、英語でmumps、ムンプス)は、耳の下(唾液腺)が腫れて熱が出て、1週間くらいで治っていく軽い病気とのイメージがあるかと思います。
しかし、おたふくかぜには恐ろしい合併症があります。その1つが「ムンプス難聴」です。
おたふくウイルスが、耳の奥にある内耳と呼ばれる部分にダメージを与え、その結果、鼓膜で聞いた音が電気信号に変換されなくなり、脳が音を認識できなくなるのです。
しかも「ムンプス難聴」には有効な治療がなく、一旦かかってしまうと元通りの聴力は期待できません・・
おたふくかぜにかかった人のおよそ400~1,000人に1人に難聴が認められると報告されていますが、現場では発生頻度はもっと高いのではないかと指摘する声もあり、現在、耳鼻科の医療機関を対象に大規模な実態調査が行われています。
ムンプス難聴を防ぐにはワクチンしかありません!
しかも2回接種(1歳と就学前が目安です)をおすすめいたします。
つくばみらい市や土浦市の方も助成があります。つくば市も早く助成制度ができればいいのですが・・
お子様がおたふくかぜにかかったら聴力が低下していないか確認するために、耳のそばで指を擦り合わせて高音域の音を出し(指こすり)、お子様がちゃんと聞こえているか反応をみてください。
もし聴力の低下が疑われたら、耳鼻科を受診するようにしてくださいね。
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